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赤メノウ

赤メノー

 石英の一種であるメノウを加熱すると、含有している鉄分が酸化し、赤い色になることからレッドメノウと呼ばれています。メノウはもともと「絆を深める」という意味があります。レッドメノウはさらにその赤い色から情熱を呼び覚ます効果をプラスしてくれます。ほかにも仕事運を上げたり子宝に恵まれるという意味も持ちます。レッドメノウは、石器を作る段階でメノウに熱を加えたところ、思いもよらない赤色の色彩が現れたことから偶然発見された鉱物と言われています。日本の古代遺跡の多くからは、レッドメノウや他の色のメノウが出土しています。また、皇帝ナポレオンやイスラム教の預言者であるマホメットなど、人類の歴史の中でも偉人として名を残している人々がこのレッドメノウを用いた印章を作らせたこともあると伝えられています。ほかにもキリスト教とも関係があったと言い伝えられています。