スタッフブログ

ホーム スタッフブログ ブレスレット ローズクォーツ
ローズクォーツ

ローズクォーツ

 ローズクォーツは、「女神アフロディーテ」の石と呼ばれ、古くから恋人との愛を育む恋愛のお守りとして親しまれてきた石です。それは、ローズクォーツが「薔薇」の名を司っていることと関連するようです。アフロディーテとは、オリュンポスの十二神の一人で、愛と美を司る神様です。(別名ヴィーナス)アフロディーテは薔薇と深い繋がりがあり、それはイタリアルネッサンスを代表する画家の一人ボッティチェリの作品「ヴィーナスの誕生」でも描かれています。彼女の誕生の際、神々は彼女の美しさを称える為に、この世で最も美しい花を新たに創造しました。その花が「薔薇」だったのです。神々はその薔薇を彼女に贈り、誕生を祝ったと伝えられます。しかし残念ながらローズクォーツが「アフロディーテの石」と呼ばれる具体的な伝承は残っていません。中には、この石がアフロディーテの石だから、「ローズ」の名が付けられた。と言われることもありますが、それは逆ではないかと思います。この石が、薔薇のように美しい色をしていることから「ローズクォーツ」と呼ばれるようになった。そして、ローズクォーツは石本来が持つこの美しいピンク色から、人々の恋愛に影響を与えるようです。「色彩」によって人の気分が影響されることはよく知られており、淡いピンク色は優しさや恋を連想させる色だと言われています。この石に魅入られた人々が、ローズクォーツの「薔薇」の名と、「恋愛」にまつわるエピソードなどから、いつしかこの2つに関わりの深い「アフロディーテの石」と呼ぶようになったのではないでしょうか。