山梨県笛吹市石和温泉駅前にある
水晶・天然石のお店【水晶の店 氣石】
アクアマリンは古代、”陽光を浴びて輝く幾千の海をコップの中に閉じ込めたような石”ともいわれています。ギリシャ神話では、セイーレンの宝石箱からこぼれ落ちた石が浜辺に打ち上げられたのがアクアマリンだとされていました。セイレーンとは美しい歌声で船乗りを講惑し、船を難破させたと伝わる海の精です。航海の安全を祈って船乗りがこの石をお守り代わりにしたのはこの事柄に基づいてしいます。古代ローマでは、海の神ネプチューンを主る石でした。アクアマリンは霊的視覚を開き、心を鎮めて高次の意識ヘ導きます中世の頃、半透明のアクアマリンは魔法の鏡として用いられていました。占い師はアクアマリンの指輪を紐に結び、ボウルの上から垂らして占ったそうです。ボウルの周りにはアルファベットが書かれ、指輪がちょうどペンジュラムのように前後左右に揺れて答えを示したといわれます。 また、中世のキリスト教徒はアクアマリンは罪を洗い流してくれる石と信じていました。光の精を呼んで暗聞を追い払い、魂を悟りヘ導くと言われるマクアマリンはこうした厳しい環境で生まれました。寛容さを促すアクアマリンは困難に遭遇したときに手を差し伸べてくれます。何事も頭から決めっけてかかる傾向がある人にはそうした態度を改めさせ、自分の行動に責任を持っよう促します。また、固定観念にとらわれていた心を解放し、思い出したくない過去を乗り越える勇気を与えてくれます。さらに、進化は生命の法則であり、魂は自分で決めた霊性進化の道を歩んで行かなければならないことを再確認させます。
アクアマリン