アイオライトは「第三の目(サードアイ)」を活性化させる石だといわれています。第三の目とは、眉間の少し上のあたりにあるチャクラのこと。古来より仏像の額にも描かれており、普通の目(視力)では見えない、特別なものを見る力が宿っていると考えられています。そのため第三の目を開く、活性化させるというと誤解されやすいようですが、「人に見えない何かが見えるようになる」とか「特別な能力を持った人になる」という意味ではなく、逆に「見た目に惑わされず本質を見抜く」ということが大切なのです。アイオライトを身に着けて、この第三の目を意識して瞑想することで、直感力や霊的能力が高まり、第三の目が開くといわれています。感情的なフィルターを通して見た事柄や、思い込み、表面的な事に惑わされず、曇りのない目で周囲を見渡してみれば、全てが新鮮で、輝きを取り戻したように感じられるでしょう。今まで気がつかなかった、自分自身の本質を再発見できるかもしれません。アイオライトは「誠実・貞操・徳望」を象徴する石。その昔ヨーロッパでは、娘が少女から大人になった時に、両親からアイオライトを贈る習慣があったといわれています。淡い恋を卒業して、本当に誰かを愛する年頃になった時、迷わずに本物の愛をみつけられるように、一途な愛を貫いて幸せを手に入れられるように、という願いがこめられています。このことから、アイオライトは「結婚へ導く石」とも伝えられています。自分を信じ、相手を信じて、二人の絆を強く守り、大切に育てていけるようサポートしてくれるのです。恋愛に限らず、親友や兄弟など、親密な相手との関係性をより深めたい時に力を貸してくれるでしょう。